WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ 井上尚弥 対 ノニト・ドネア 予想!
おはようございます。
つい先日まで11月の3連休。
国民の祝日 右の日を利用して実家の兵庫県に帰り、寒すぎて何もかも億劫になった安達です。
さて、本題です。 いよいよ明日です。この大イベントをほおっておくわけにはいきません。
WBSS決勝戦のあだち大予想にいきましょう。できうる限り最高に詳しく書きます。
巷のブログ。。全部が全部読んでみましたが、どれもこれも深くボクサーの情を書いてないのでそこは私が切り刻みます。
WBSS 決勝! 井上尚弥 対 ノニト・ドネア! 展開と結果 (の予想)
グッバイ! 君の運命の人は!♪ 僕じゃない^^
では、結論から書きます。 井上尚弥のTKO 勝利 (おそらく初回)
でも今回の主役は負けてもドネアです。(って自分でも思っていそうという予想。)
フィリピンの閃光はパヤノやマクドネルのように真っすぐストンとは倒れません。
誰の目にも焼き付く、美しき斜塔のように気持ちだけはまっすぐと。。。
己の運命を受け入れずレフェリーに止められるでしょう。
ノニト・ドネアは日本で最も馴染み深いと言って過言でないWBCバンタム級の元王者です。(ほかのタイトルも色々)
辰吉丈一郎が、ウィラポンが、長谷川穂積が、モンティエルが、苦渋と苦痛と栄光をその拳に込めてつないできたベルトを、
一瞬の閃光の左フックで奪い取った男です。 そう。。 まさにフィリピーノフラッシュ!!
動画にある左フックがまさにそうなのですが、技術とスピードと体幹そして一瞬の煌きのような悪魔の勘とカウンターに対する勇気。
上記の5ピースが揃うときはじめて殺傷能力を持つ斧となり相手のアゴを鋭利に捕らえます。
ロングレンジの左フックは素人がどれだけ練習してもプロには当たりません。
(ちなみにショートレンジのカウンターフックは結構簡単ですけどね。ビンタと同じで)
ドネアの代名詞であるこの左(フック)こそ、今回の戦いの最大の注目点となるでしょう。
うえの3枚の写真と動画は一例ですが、過去の対戦相手は尽くその遠くからの左に仕留められています。。。。
食らったら!まるでのピサの斜塔のように真っすぐ立ってはいられない。
てかストンと倒れる。
しかし、今回の試合ではその一撃は、いつまでもそこにはないでしょう。
輝くことはない。いや、打てないでしょう。
前述のピースは揃いません。
ここからが、私の見解ですが、現在のドネアは体を急激に回転させるバネ、体幹が衰えてしまっていること。そして百戦錬磨の経験が生む大きな躊躇いが、井上尚弥選手の左フックが飛んでくる距離までの踏み込みをさせないでしょう。
この辺は先のパヤノと同じですね。
さぁでは。。動画を用いて。。解説!!!
左フックは背中から。回転は軸を腰で!蛇足な言葉にトキメキ Twinkle!
井上尚弥に対し、閃光のフラッシュは左フックを本気で打ちこむことができないでしょう。
それはなぜか!2つの意味で頭痛が痛い。からです。
では以下の動画と解説をご覧あれ!
さて。まずは井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス [WBSS準決勝] 分析
井上尚弥 vs エマヌエル・ロドリゲス [WBSS準決勝] 分析
https://youtu.be/AAf3FWcggC8
この試合は以外にあっさり終わってしまいます。
開始~40秒。ロドリゲスの大武器の右のストレート。野球で言うと逆方向へのバッティング。
この時点ではロドリゲスが若干押しています。
いや、もっとはっきり言うならば、少し食われていますね。。井上尚弥選手。
これが経験が生む躊躇いです。
練習の時点からこの右へのディフェンスに苦心したのでしょう。
なんといっても日本では練習相手がいないですからね。。。これに尽きる。
2000試合見た私でも似た右を打つボクサーを思い浮かびません。
極めて特徴的ですが、上半身を固定し肩の開きを止め、まるで左グローブについた糸で右の拳を引っ張るような胸の筋力に頼るパンチ。 無駄がない!!!!
奇麗すぎるきらいは在りますが、切れ味を考えると井上尚弥も相当な警戒をしていたはずです。。それこそ鬱になるくらいに・・・・・・・( ゚Д゚)
。。。。。が!( ゚Д゚)。。。。
確かに見えない状態(目を閉じた状態)でこんな右をもらうとストンと腰が落ちそうです。
そうですが、目を閉じるボクサーはいません。
上の写真にもありますが。本当の強者と戦う際、右を打ち込む際に胸で回転してはいけません。背筋を始点とし腰を回転させ最期にもう一度背筋に頼る。
これでは拳は飾りです。
ロドリゲスの場合は背筋で動かす横のバネが全く効いていません。
= 下半身の力を拳に乗せていません。
動画を見ればわかりますが井上選手と比べて明らかに背中が相手に並行です。
これでは右でジャブを打っているのと同じです。
ちなみにこの一連の動き。
私の自社にいる滅茶苦茶なダーツ好き (てかたしかプロ) の後輩のショットと同じです。
結論をいうと。スムーズではあるがパンチが軽いのです。
テキーラを飲むかのごとくの強烈なお返しが待っています。
パンチャー井上尚弥に対し、攻撃は最大の武器ですが、その心の火は消化できず、むしろ酸素を供給してしまいます。
ダーツならばブルは取れますが。右のストレートではぶっ刺さりません。
次第に大降りになるのですが、動画で言うと8:55 この右で試合はもう決まりと思いました。
なんの恐れなく踏み込まれてるう!
ここからの攻めは多少雑ですが、心の咎が外れた稀代のパンチャーはここから数秒でロドリゲスを破壊します。
ちなみにですがロドリゲス、上半身が薄いですよね。
この階級にはFitしていない。これではフックの際に首でダメージを吸収できませんんょ。。
では、他方でドネアはいかに!!
書こうと思ったけど・・・・ドネアについてはもう。書くことはありませんね笑
見てわかりましょう。
細かな癖も 特徴的な技術もない。高いレベルのスタンダートです。
ゆえ、井上選手のパンチをガードで受けてしまうでしょう。
これは自殺行為と忘れてはいけません。
レジェンドの最後の意地は。。。。
おそらく井上選手はガードを崩しません。
クリーンヒットは難しいでしょう。。。。。
が!!! そこにはきっと世界に名を馳せた名ボクサーの意地があります。
ギリギリで。。左を一発だけ当てる(アゴかな)と予想します。
ただ・・切れ味は落ちているかもしれませんが。。
そしてその刹那で、お返しの剛腕の右になぎ倒されつつ、
再開後に固まったところをレフェリーに救われるでしょう。
頃合いは初回の1分ごろかな。。。
しかし予想は予想です。
試合、必見ですよ(9時から)
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